2007年04月28日

保険金不払いは底なし??

 爽やかな日が続き一年のうちでもっとも過ごしやすい季節となりましたが、新聞紙上では、連日のように保険金不払いの記事で賑わっています。つい先日も車の盗難で保険金請求者が関与したという立証責任は保険会社が負うという最高裁判決がでたばかりです。PL法でも製品に欠陥があり事故が起きた場合、メーカーの過失を消費者が立証しなくても損害賠償を請求出来るようになり、弱い立場の消費者がやっと当たり前の姿になったように、これらは自然の流れだろうと思います。
 生保に始まり自動車保険金の不払い、火災保険金の不適正な引き受けなど保険会社の問題は非常に根の深いものです。保険会社の規制緩和が起きた頃より契約獲得競争が熾烈になり、他社との差別化に小手先だけの商品開発で、色々な特約を作成し見かけだけで差別化を図ってきた保険会社の体質に根ざしています。保険会社は、保険販売の窓口も、専門のプロ代理店、修理工場、税理士事務所、車のディラー、銀行機関代理店、不動産業者などありとあらゆるところに販売委託をしてきて拡大をはかってきました。保険商品も複雑化し、販売窓口のレベルもピンキリになり商品知識も追いつかない状態です。この状態で保険を開発している保険会社の営業社員の知識も追いつかない状態での販売競争など、など上げたららきりがないほど根本的な問題があります。とにかく保険の基本概念に戻り元から再構築していく必要があると考えます。保険会社は抜本改革を断固として行っていかないことにはたんなる不払いの問題を見直してもまた違う形で色々な問題が起きることは想像に難くありません。
外界では、つつじが満開になり、藤の紫色も目にまぶしく、街路樹のハナミズキも明るい花をつけて、最高の季節を迎えています。

posted by koji at 12:35| Comment(0) | TrackBack(0) | 日記 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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